札幌には総合病院や国立・市立病院、個人院を合わせると、3000を超える病院が乱立しています。
その中でも中心的な存在とも言えるのが札幌市立病院でしょう 。
市立札幌病院は150年近くにわたって、札幌市内の基幹総合病院として安全で良質な医療の提供を行ってきました。救命救急センターを中心とした急性期医療や、総合周産期母子医療センター(道央圏唯一)の指定をうけ、最新の医療も十分に整った環境だと言えます。
札幌で医者としてキャリアを目指して行くと言うのであれば、市立札幌病院は避けては通れない病院のひとつだと言えます。
その最大の理由とも言えるのが、がん医療です。市立札幌病院はがん診療連携拠点病院の指定も受け、 最新のがん医療を導入しています。全国からがんの権威が集まっているので、若い一緒にとっても非常に有意義な研究を積める場と言えます。

市立札幌病院が病院としてスタートしたのは明治2年のこと 、函館からやってきた医師のふたり平帰一、斎藤龍安によって市立札幌病院は開院されました 。当時は医師二人しかいない小さな病院で、大正九年には火事にあって全焼までしています。

しかしそのような苦難を何年も乗り越えた末に、市立札幌病院は現在では数十もの診療科を抱える大病院へと成長しました。
主として目を見張るのは新生児内科です。ただの小児科ではなく、新生児内科はかなり貴重な臨床経験を積める場だと言えます。
また感染症内科があるのも市立札幌病院の大きな特徴の一つです。日本は感染症には疎い国だと言えますが、医療業界では大きなテーマの一つとなっています。海外から様々な医療関連の文献を集め、医師たちが感染症に対する研究を重ねています。

また市立札幌病院のストロングポイントとなっているのは、臓の移植です。腎臓の移植による手術件数は全国でも類を見ない多さとなっています。臓器移植を専門的に学びたい医師にとっても、大きくキャリアアップできるフィールドだと言えます。

この腎臓移植の強みを気に入って、都内からわざわざ札幌の求人に申し込む医師もいるほどです。
東京から札幌まで来て生活していくのは簡単なことではありませんが、医師として成功を夢見るのであれば、札幌の病院の求人をチェックしてみるのも一つの選択肢ではないでしょうか。北海道とはいえ都内顔負けの先進医療を導入した病院もあるものです。